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ちはやふる小倉山杯

 『ちはやふる』の大ファンで、古典文学に造詣が深い大人気Twitterユーザーたらればさん(@tarareba722)に、嵯峨嵐山文華館周辺の観光地をご紹介いただきます。ちはやふる小倉山杯観戦のついでに、ぜひふらりと足を運んでみてはいかがでしょうか?



十.福田美術館

京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
嵯峨嵐山文華館から徒歩4分

Photo:Adobe Stock、ちはやふる基金
ちはやふる小倉山杯 嵯峨嵐山文華館周辺 福田美術館

大観、宗達、応挙、北斎、若冲らがを擁する新名所
 JR嵯峨嵐山駅から大堰川へ向かい、渡月橋の北端を右折して嵯峨嵐山文華館へ向かう途中の右手に、2019年10月にオープンした「福田美術館」があります。嵯峨嵐山文華館とは提携しており、大人2000円で二館共通券も販売中(福田美術館は大人1300円、嵯峨嵐山文華館は大人900円なので200円お得)。
 この福田美術館、なにがすごいって、所蔵作品がすごい。
 横山大観「富士図」、俵屋宗達「伊勢物語図色紙 第二段『西の京』」、円山応挙「巌頭飛雁図」、葛飾北斎「大天狗図」、渡辺崋山「于公高門図」、伊藤若冲「群鶏図押絵貼屏風」、竹久夢二「切支丹波天連渡来之図」と、近世(江戸期)から近代までの名画ずらり1500点を揃えたラインナップ。オーナーである福田吉孝氏(「アイフル」創業者)は京都出身で、「いつか京都へ恩返しをしたい」という想いでこの名画を収集、美術館を建設したとのこと。
 嵐山の情景にマッチした外観と、先進的な意匠の内装を持ち、併設されたカフェでは渡月橋と大堰川を眺めながらカフェラテとスイーツ(「季節の福パフェ」900円がお薦め)を楽しむことができます。
 お近くに立ち寄りの際はぜひこの静謐な空間を楽しんでみましょう。