小倉百人一首競技かるた ちはやふる小倉山杯

「見る競技」としての醍醐味を体感していただく大会

ちはやふる基金
ちはやふる基金
小倉山百人一首競技かるた
第7回
ちはやふる小倉山杯

「ちはやふる小倉山杯」は、小倉百人一首競技かるたの数ある大会のなかでも「見る競技」としての醍醐味を体感していただくことをコンセプトとする大会です。

これまで、パブリックビューイングスタイルの観戦会場設置など、競技かるたを身近に感じていただくため、試行錯誤を繰り返してきました。

その成果はもちろん、何よりも、漫画やアニメ、映画の世界で見た競技かるたの世界が目の前で繰り広げられる光景は、競技経験・観戦経験のない方からも支持されるようになりました。

さらなる競技かるたファン獲得に向け、今後も新たな企画を取り入れ、開催いたします。

出場選手

嵓田 光洋

八段 慶應かるた会

嵓田 光洋

8年

ちはやふる
原点

カレー
昨年勢いでかるた飯と言った戒めとして以降よく食べている。朝にカレーを食べた日はまだ負けていないのでとてもおすすめ

今回は必勝法があります。

反応の速さ

川瀬 将義

八段 三島せせらぎ会

27年

せをはやみ。
「川瀬」の「瀬」、「せせらぎ」の「せ」だから。歌の意味もステキです。

あんぱん。
手軽に良質な栄養補給ができるからです。

ここで試合ができることに感謝をしながら、気持ちを高めて3連覇を狙います!

相手陣の鋭い攻めにご注目ください!

粂原 圭太郎

八段 京都小倉かるた会

24年

なにわづに
仁徳天皇の背中を押すために詠まれた歌。これからの季節にぴったりの歌だから。

ラムネ
美味しくて脳にも良いから。

今までで1番ワクワクしています。全力で楽しみたいです!

王道のかるた

自見 壮二朗

七段 九州大学かるた会

20年

ひとも
後鳥羽上皇がいい感じだから

大会後の豚骨ラーメン

『ちはやふるーめぐりー』にも負けない熱い熱いかるたをお届けしたいと思います!

お手付きしてもめげない心

都丸 鈴

五段 前橋かるた会

都丸 鈴

20年

おとにきく
去年も今年も、女流選手権でおそらく一番取れた札だから

タウリン4000、速攻元気、おにぎり、パン、チョコ パワーになりそうだからです。

とにかく楽しく!頑張ります!

落ち着き、飛び出し

西牧 美渚

六段 慶應かるた会

西牧 美渚

16年

みせばやな
作者の気持ちがよくわかる句だから

R1
美味しいから

誰よりも垂直に手を上げられるように頑張ります

右攻めを起点にしたかるた

原 あかり

五段 大津あきのた会

14年

あきのたの
大津あきのた会所属のため

ゼリー、チョコ

一生懸命頑張ります

ちょっと耳が良いところ

矢島 聖蘭

八段 慶應かるた会

9年

せをはやみ
小学生で出会っていた3人の親友が中学ではそれぞれ地元に進学し別れてしまったけれど、同じ高校に入学して高校かるたの頂点を一緒に目指したといのが、せをはやみの歌の意味と同じで好きです

ピンクモンスター、ブドウ糖ラムネ、最近はブドウ糖のこんにゃくゼリーがお気に入りで取り寄せています!
ここ何年もずっと同じですね。優勝した時と同じ物を食べています

今年も小倉山杯に出られること、とても嬉しいです!1試合でも多く取れるように頑張ります。かるたファンの皆さんとの交流も楽しみにしていますので応援していただけたら嬉しいです!

札直で当たりの札1枚だけを綺麗に取りたいと思っています。また、オンとオフの表情の違いも見てほしいです。

主催者ご挨拶

漫画家

末次由紀

今年も競技かるたの大会「ちはやふる小倉山杯」を開催できること、心より感謝申し上げます。「ちはやふる基金」を立ち上げてから、競技かるたの魅力を多くの方に知っていただく機会を増やすべく活動を続けてまいりました。こうして大会が続けられるのも、皆さまの温かいご支援と情熱のおかげです。

私は漫画家として、競技かるたを題材にした「ちはやふる」を通じて、かるたが持つ奥深い世界を描いてきました。競技かるたは、一瞬の判断力と研ぎ澄まされた感覚、そして長年の努力が試される、日本の伝統文化の結晶ともいえる競技です。この大会では、選手たちが全身全霊で挑む姿を、皆さまに間近で見ていただけます。彼らのひたむきさや緊張感、そしてそこに込められた情熱をみなさんに見ていただける機会をつくれることは、この上ない喜びです。

京都嵐山の美しい自然の中で行われる「ちはやふる小倉山杯」は、かるたの競技そのものが持つ優雅さと力強さを感じる絶好の舞台です。この特別な地で、かるたの魅力を存分に感じていただければと思います。

これまで続けてこられた手応えを感じる一方で、今後も競技かるたの魅力を広め、多くの方に楽しんでいただけるよう、尽力してまいります。皆さまのご支援に心より感謝申し上げるとともに、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

一般社団法人全日本かるた協会

会長

松川英夫

「ちはやふる小倉山杯」は名人位、クイーン位をはじめとする各タイトル保持者と直近1年間の優勝回数の多い者の中から男女各4名だけが出場できる大会で、選手たちはこの大会に出場することをひとつの目標としています。今回出場する選手8名も大変栄誉に思っていることと思います。

また、共催する公益財団法人小倉百人一首文化財団様、一般社団法人ちはやふる基金様から私たちとは違う視点でのご指摘・ご意見を頂戴することで、競技かるたの「観る競技」としての醍醐味、楽しさを伝えるための様々な工夫ができるようになりました。第4回大会から始めた、競技会場とは趣の異なる新たな観戦スタイル「パブリックビューイング」もその成果の一つかと思います。このように本大会は、全日本かるた協会にとっても貴重な大会です。

今後とも、観戦いただく皆さまがより楽しんでいただき、選手や大会を運営する者を含めたすべての関係者にとってより良い大会へ成長し続けるよう努力してまいりますので、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

公益財団法人小倉百人一首文化財団

嵯峨嵐山文華館 館長

川畑光佐

嵯峨嵐山文華館が建つこの場所は、小倉百人一首誕生の地とされております。この場所で、毎年「ちはやふる小倉山杯」が開催できることを非常に喜ばしく思っております。

競技かるたを初めて拝見した際に、まず読手様の声の響きにうっとりといたしました。また、選手の皆さまが札を取る時の速さはもちろんのこと、その姿の美しさに深く感動を覚えました。競技かるたは札の配置などの深い戦略に裏打ちされた、奥深い競技です。細かなルールが分からなくても実際に見ると面白いですし、ぜひ多くの方に見ていただきたいと強く思っておりましたので、「観る」競技かるた大会を当館で開催し続けられている事を大変有難く思っております。

より多くの方に競技かるたを見て楽しんでいただき、また競技かるたに興味を持った子どもたちが「ちはやふる小倉山杯」に憧れ、将来出場することを目指して切磋琢磨する――そのような位置づけの大会としてこれからも発展し、末永く続いていくことを願っております。

大会概要

小倉百人一首競技かるた 第7回 ちはやふる小倉山杯

2026年2月15日(日) 10:00 開会式 / 16:40閉会式予定
1回戦 10:35~/ 2回戦 13:00~/ 決勝・3位決定戦 15:00~ 

※競技の進行により、競技開始時間は前後することがあります。

一般社団法人 全日本かるた協会

公益財団法人 小倉百人一首文化財団
一般社団法人 ちはやふる基金

文化庁、京都府、京都市
文京区、京都市観光協会

講談社 女性コミック編集部

牛乳石鹼共進社株式会社、サントリー緑茶「伊右衛門」、共栄火災海上保険株式会社、
株式会社旺文社、株式会社イマジン、株式会社大石天狗堂、講談社 女性コミック編集部

一般社団法人 全日本かるた協会 近畿支部

嵯峨嵐山文華館(京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11)

交通アクセス

JRでお越しの場合

山陰本線(嵯峨野線)で嵯峨嵐山駅下車、徒歩14分

阪急でお越しの場合

嵐山線で嵐山駅下車、徒歩13分

嵐電(京福電鉄)でお越しの場合

嵐山本線で嵐山駅下車、徒歩5分

ちはやふる基金からのお知らせ

大会アーカイブ

大会結果「第1回~第5回」

大会の楽しみ方