小倉百人一首競技かるた ちはやふる小倉山杯

「見る競技」としての醍醐味を体感していただく大会

お知らせ

「ちはやふる小倉山杯」は、小倉百人一首競技かるたの数ある大会のなかでも「見る競技」としての醍醐味を体感していただくことをコンセプトとする大会です。

これまで、パブリックビューイングスタイルの観戦会場設置など、競技かるたを身近に感じていただくため、試行錯誤を繰り返してきました。

その成果はもちろん、何よりも、漫画やアニメ、映画の世界で見た競技かるたの世界が目の前で繰り広げられる光景は、競技経験・観戦経験のない方からも支持されるようになりました。

さらなる競技かるたファン獲得に向け、2025年も新たな企画を取り入れ、開催いたします。

出場選手

井上 菜穂

六段 早稲田大学かるた会

11年

ももしきやとあけぬれば
下の句になほが入っているからです。
速く取れるわけではありません。

生ネギ
生ネギをたくさん食べた次の日は強かったからです。
お味噌汁とかに入れるといいと思います。

自分らしいかるたを取れるように頑張ります。

払い手

嵓田 光洋

七段 慶應かるた会

7年

あさじ 他に好きな人がいなそうだから

特になし

9-1からでも諦めない強い気持ちで頑張ります

鼻血を出すほどの集中力

川瀬 将義

六段 三島せせらぎ会

26年

せをはやみ。「川瀬」の「瀬」、「せせらぎ」の「せ」だから。歌の意味もステキです。

あんぱん。手軽に良質な栄養補給ができるからです。

ここで試合ができることに感謝をしながら、気持ちを高めて連覇を狙います!

相手陣の鋭い攻めにご注目ください!

粂原 圭太郎

八段 京都小倉かるた会

24年

めぐりあいて 大河超面白かったから

ラムネ

けんしん君の分まで頑張ります!

わたやさんの着物と渡り手

自見 壮二朗

七段 九州大学かるた会

19年

ありあけの 取りやすいから

チョコレート おいしいから

優勝めざして一生懸命頑張ります!!

お手付きしてもめげない心

野添 美依奈

五段 大津あきのた会

11年

みかきもり(響きがかわいいから。)

ファミマのさくさくぱんだ(おいしいから。)

見ている人に元気を与えることができるようなかるたをしたいです。

構えの低さは気合い度です。

矢島 聖蘭

八段 関東第一かるた会

8年

(せ)をはやみ
聖蘭の「せ」なのと高校生になってからは歌の意味である「われてもすえにあわむとぞおもふ」の部分が、小学生で出会っていたけれど地元も会も別々だった3人が高校でチームメイトになるという、まるで自分たちの事のように思えて大好きになりました。

ミニトマト、inゼリー、ラムネ、チョコ、フルーツ、ピンクのモンスター。ミニトマトは小学生の時からずっとパックごと持っていきます!!(赤色が強そうな色なのと、酸味で気持ちも頭もすっきりする気がします)フルーツはイチゴやシャインマスカットなど摘んでパクパク食べられるものが好きです。

YouTubeでしか見た事のなかった世界に自分が飛び込めることがとても嬉しいです。応援してくださる方々への感謝の気持ちを忘れずに華やかな大会で魅せるかるたができるように頑張ります。

高校生らしく元気に、見てくださっている方々が楽しいと思えるかるたが出来るように頑張ります!

山添 百合

八段 京都小倉かるた会

24年

いにしへの
ことばの対比が美しいと思うから

おにぎり1,2個、inゼリー、ビターチョコレート、栄養ドリンク、お茶

しぶとく頑張ります

集中力

主催者ご挨拶

漫画家

末次由紀

今年も競技かるたの大会「ちはやふる小倉山杯」を開催できること、心より感謝申し上げます。「ちはやふる基金」を立ち上げてから、競技かるたの魅力を多くの方に知っていただく機会を増やすべく活動を続けてまいりました。こうして大会が続けられるのも、皆さまの温かいご支援と情熱のおかげです。

私は漫画家として、競技かるたを題材にした「ちはやふる」を通じて、かるたが持つ奥深い世界を描いてきました。競技かるたは、一瞬の判断力と研ぎ澄まされた感覚、そして長年の努力が試される、日本の伝統文化の結晶ともいえる競技です。この大会では、選手たちが全身全霊で挑む姿を、皆さまに間近で見ていただけます。彼らのひたむきさや緊張感、そしてそこに込められた情熱をみなさんに見ていただける機会をつくれることは、この上ない喜びです。

京都嵐山の美しい自然の中で行われる「ちはやふる小倉山杯」は、かるたの競技そのものが持つ優雅さと力強さを感じる絶好の舞台です。この特別な地で、かるたの魅力を存分に感じていただければと思います。

これまで続けてこられた手応えを感じる一方で、今後も競技かるたの魅力を広め、多くの方に楽しんでいただけるよう、尽力してまいります。皆さまのご支援に心より感謝申し上げるとともに、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

一般社団法人全日本かるた協会

会長

松川英夫

「ちはやふる小倉山杯」は名人位、クイーン位をはじめとする各タイトル保持者と直近1年間の優勝回数の多い者の中から男女各4名だけが出場できる大会で、選手たちはこの大会に出場することをひとつの目標としています。今回出場する選手8名も大変栄誉に思っていることと思います。

また、共催する公益財団法人小倉百人一首文化財団様、一般社団法人ちはやふる基金様から私たちとは違う視点でのご指摘・ご意見を頂戴することで、競技かるたの「観る競技」としての醍醐味、楽しさを伝えるための様々な工夫ができるようになりました。第4回大会から始めた、競技会場とは趣の異なる新たな観戦スタイル「パブリックビューイング」もその成果の一つかと思います。このように本大会は、全日本かるた協会にとっても貴重な大会です。

今後とも、観戦いただく皆さまがより楽しんでいただき、選手や大会を運営する者を含めたすべての関係者にとってより良い大会へ成長し続けるよう努力してまいりますので、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

公益財団法人小倉百人一首文化財団

嵯峨嵐山文華館 館長

川畑光佐

嵯峨嵐山文華館が建つこの場所は、小倉百人一首誕生の地とされております。この場所で、毎年「ちはやふる小倉山杯」が開催できることを非常に喜ばしく思っております。

競技かるたを初めて拝見した際に、まず読手様の声の響きにうっとりといたしました。また、選手の皆さまが札を取る時の速さはもちろんのこと、その姿の美しさに深く感動を覚えました。競技かるたは札の配置などの深い戦略に裏打ちされた、奥深い競技です。細かなルールが分からなくても実際に見ると面白いですし、ぜひ多くの方に見ていただきたいと強く思っておりましたので、「観る」競技かるた大会を当館で開催し続けられている事を大変有難く思っております。

より多くの方に競技かるたを見て楽しんでいただき、また競技かるたに興味を持った子どもたちが「ちはやふる小倉山杯」に憧れ、将来出場することを目指して切磋琢磨する――そのような位置づけの大会としてこれからも発展し、末永く続いていくことを願っております。

大会概要

小倉百人一首競技かるた 第6回 ちはやふる小倉山杯

2025年2月23日(日) 10:00 開会式 / 16:40閉会式予定
1回戦 10:35~/ 2回戦 13:00~/ 決勝・3位決定戦 15:00~ 

※競技の進行により、競技開始時間は前後することがあります。

一般社団法人 全日本かるた協会

公益財団法人 小倉百人一首文化財団
一般社団法人 ちはやふる基金

文化庁、京都府、京都市
文京区、京都市観光協会

講談社 女性コミック編集部

牛乳石鹸共進社株式会社、共栄火災海上保険株式会社、
株式会社旺文社、株式会社イマジン

一般社団法人 全日本かるた協会 近畿支部

嵯峨嵐山文華館(京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11)

交通アクセス

JRでお越しの場合

山陰本線(嵯峨野線)で嵯峨嵐山駅下車、徒歩14分

阪急でお越しの場合

嵐山線で嵐山駅下車、徒歩13分

嵐電(京福電鉄)でお越しの場合

嵐山本線で嵐山駅下車、徒歩5分

ちはやふる基金からのお知らせ

大会アーカイブ

大会結果「第1回~第5回」

大会の楽しみ方

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